ストーリー
『少年マイロの火星冒険記(MARS NEEDS MOMS)』は、9歳の少年マイロが、突如として火星にさらわれた母を救出するため、異星の冒険に乗り出す物語。火星人たちは、地球の母親たちの「母性」を求めて地球に侵入し、母親をさらうという計画を進めていた。マイロは偶然出会った地球人のグリブルと、火星人の少女キーの助けを借りながら、母を取り戻すべく奮闘する。彼の冒険を通じて、家族の絆と愛の力が試されることになる。
感想
『少年マイロの火星冒険記(MARS NEEDS MOMS)』は、子ども向けの冒険アニメ映画として、親子の絆をテーマに描かれた作品である。驚くべきは、ロバート・ゼメキスが製作総指揮を務めたという点だ。ゼメキスの手がけるモーションキャプチャ技術が、本作でも遺憾なく発揮され、火星の風景やキャラクターの動きを生々しく再現している。しかし、技術的な凄みがストーリーテリングを補うには至らず、感情的な深みが観客に必ずしも伝わるわけではない点が惜しい。音楽はジョン・パウエルが手掛け、『How to Train Your Dragon』で見せたダイナミックな音楽センスが、ここでも冒険の高揚感を盛り上げる役割を果たしている。火星での冒険を通じて描かれる親子の愛の物語は、観る者にあたたかい余韻を残すが、同時にどこか無難な印象も拭えない。日本人の関係者としては、声優の演技に注目すべきであり、特にマイロ役の声優がそのキャラクターの感情を巧みに表現している。
作品詳細
タイトル |
少年マイロの火星冒険記 |
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制作年 |
2011 |
キャスト |
セス・ダスキー(演者:セス・グリーン) ダン・フォグラー ジョーン・キューザック エリザベス・ハーノイス トム・エヴェレット・スコット |
スタッフ |
監督:サイモン・ウェルズ 脚本:サイモン・ウェルズ ウェンディ・ウェルズ 製作:ロバート・ゼメキス ジャック・ラプケ スティーヴ・スターキー スティーヴン・ボイド |
評価 |
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版元 |
ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社 |


















