フラットライナーズ (1990)

死の淵に立ち、過去と向き合う勇気を試される。

ストーリー

医学生たちが死後の世界を探求するために、自らの心臓を一時的に停止させて臨死体験をするという危険な実験を繰り返す。しかし、彼らが目にしたものは単なる幻想ではなく、現実の影響を及ぼし始め、次第に恐ろしい結果を招くこととなる。彼らは過去の罪悪感と向き合い、その代償を払わなければならないという現実に直面するのだった。

感想

『フラットライナーズ(FLATLINERS)』は、まさに90年代を代表するスリラーの一つであり、死後の世界という禁断のテーマに挑戦する。監督のジョエル・シュマッカーが描く映像は、まるでゴシックホラーのような陰鬱な美しさを持ち、視覚的にも観る者を魅了する。特に、冷たいブルーと鮮やかなレッドが交錯する色彩は、登場人物たちの内面的な葛藤を巧みに映し出している。音楽を手掛けたジェームズ・ニュートン・ハワードのスコアは、心拍数を上昇させるような緊張感を持ちつつも、どこか神秘的で、物語の持つ狂気と調和している。主演のキーファー・サザーランドやジュリア・ロバーツの演技は、過去の罪と向き合うキャラクターの複雑さを見事に体現しており、彼らの迫真の演技が観客を物語の深淵へと引き込む。『フラットライナーズ』は、単なる恐怖映画ではなく、人間の罪と贖罪という普遍的テーマを鋭く描き出した作品である。

作品詳細

タイトル
フラットライナーズ (1990)
制作年
1990
キャスト
キーファー・サザーランド
ジュリア・ロバーツ
ケビン・ベーコン
ウィリアム・ボールドウィン
オリバー・プラット
スタッフ
監督:ジョエル・シューマーカー
製作:マイケル・ダグラス
製作:リック・ビーバー
脚本・製作総指揮:ピーター・フィラルディ
製作総指揮:スコット・ルーディン
製作総指揮:マイケル・ラックミル
撮影:ヤン・デ・ボン
評価
版元
株式会社ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
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