ストーリー
ある女性作家が生み出した「メリー・ポピンズ」シリーズの映画化を目指すウォルト・ディズニーの奮闘を描く物語。ロンドンからハリウッドへと渡り、彼女が大切にするキャラクターたちを守りつつ、ディズニーの夢と彼女自身の過去が交錯していく。作品の舞台裏で繰り広げられる心の葛藤と創作の葛藤が、作品全体を通じて描かれる。
感想
『ウォルト・ディズニーの約束(SAVING MR.BANKS)』は、映画制作の裏側を覗き見るだけではなく、創作における心の旅路を鮮烈に描き切った作品だ。特に、トム・ハンクスが演じるウォルト・ディズニーの魅力的なカリスマ性とエマ・トンプソンの繊細でありながら頑固たる作家像は、映画の核として観る者を引き込む。二人の間に漂う緊張感は、まるで一流のバレエのように緻密で、時にほろ苦い。音楽においても『Let's Go Fly a Kite』のような楽曲が、物語の中で希望と悲哀を同時に奏で、観客の心に深く響く。この作品はアカデミー賞では残念ながら受賞には至らなかったものの、エマ・トンプソンはゴールデングローブ賞でのノミネートを果たしており、その演技力は高く評価された。日本の観客にとっても、ディズニー文化に触れながらも、普段は見えない制作者の苦悩と喜びを追体験できる貴重な作品である。
作品詳細
タイトル |
ウォルト・ディズニーの約束 |
|---|---|
制作年 |
2013 |
キャスト |
エマ・トンプソン トム・ハンクス コリン・ファレル ポール・ジアマッティ ジェイソン・シュワルツマン ブラッドリー・ウィットフォード B・J・ノヴァク ルース・ウィルソン アニー・ローズ・バックリー レイチェル・グリフィス |
スタッフ |
監督:ジョン・リー・ハンコック 脚本:ケリー・マーセル スー・スミス 製作:アリソン・オーウェン イアン・コリー フィリップ・ステュアー 製作総指揮:ポール・トライビッツ クリスティーン・ランガン アンドリュー・メイソン トロイ・ラム 撮影監督:ジョン・シュワルツマン プロダクション・デザイン:マイケル・コレンブリス 編集:マーク・リヴォルシー 衣装デザイン:ダニエル・オーランディ 音楽:トーマス・ニューマン |
評価 |
|
版元 |
ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社 |


















