1990年代のアクション映画は、今みたいに“安全運転”なんてしていない。
倫理?配慮?コンプラ?知らん。あるのは、銃声、エンジン音、汗と怒号、そして「死ぬ気で撮ってるだろこれ」という狂気だけ。
今回はその中でも、激渋アクションだけを5本チョイス。仕事終わりに観るな!翌日休みの夜に、音量を上げて観るべし!
- Heat
あらすじ
ロサンゼルス。完璧主義の犯罪者と、同じく完璧主義の刑事。互いに一歩も引かず、街を舞台に神経戦と銃撃戦を繰り広げる。逃げても追われる。撃っても終わらない。
おすすめポイント
伝説の市街地銃撃戦。「パン!パン!」じゃない、「ドン!ドン!ドン!」だ。反動、音の跳ね返り、弾丸の怖さが画面越しに殴ってくる。これを観ると、他のアクションの銃声が全部軽く聞こえるハズ。
- Ronin
あらすじ
冷戦が終わり、行き場を失ったプロたちが集められる。目的は謎のアタッシュケース。信じた瞬間に死ぬ世界で、全員が全員を疑っている。
おすすめポイント
カーチェイスが本気すぎ!CGゼロ、逃げ道ゼロ、言い訳ゼロ。「こんな運転、今なら絶対撮れないだろ」という場面が連発する。静かな会話パートとの落差で、心拍数が一気に跳ね上がる。
- Hard Boiled
あらすじ
犯罪組織、裏切り、潜入捜査。物語は割とシンプルだが、終盤、病院が戦場になる。患者?医者?関係ない。とにかく撃つ。
おすすめポイント
銃の数がおかしい。弾の量もおかしい。カメラの動きも完全におかしい。常識が崩壊した先に、「これぞアクション」という快感だけが残る。理屈を求めたら負け。
- Point Break
あらすじ
銀行強盗を追う捜査官が、波とスピードと自由に取り憑かれていく。犯人を捕まえたいのか、彼らの生き方に惹かれているのか。境界線は、海に溶けていく。
おすすめポイント
これは“脳筋アクション”じゃない。肉体と思想がぶつかる、危険な映画だ!スカイダイビング、サーフィン、素手の格闘。全部が「今すぐ外に飛び出したくなる衝動」を煽ってくる。
- The Rock
あらすじ
アルカトラズ島占拠。神経ガスによる大量殺戮のカウントダウン。そこに放り込まれるのは、頼りない化学オタクと、謎に色気のある元スパイ。
おすすめポイント
勢いがすべて。爆発、叫び、カメラワーク、全部が前のめり。理屈は途中でどこかに落としてくるが、それでいい。90年代ハリウッドの「やりたい放題」を全身で浴びられる。
1990年代アクション映画は、決して観客に優しくない。うるさいし、荒いし、疲れる。でもその分、観終わったあとに残るのは、謎の高揚感と「映画観たな……」という実感だ。
最近の映画に物足りなさを感じているなら、一度この時代に戻ってみよう。アドレナリンは、ここにまだ残ってる。















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